OG NOW(活躍する同窓生)

Vol.03 中山泉さん

ぶどう畑に囲まれた一軒家。門をくぐると色取りどりのバラが迎えてくれました。教室内には花や果物を描いた中山さんの可憐な作品と一緒に、大好きなペ・ヨンジュンを描いたポーセレンが飾られて・・・。

−ポーセレン(PORZELLAN)とは?

ドイツ語で「陶磁器」を意味します。磁器粘土をこねて人形や花を作ったり、白い食器にハンドペインティングで絵付けを楽しみます。ヨーロッパでは世紀を越えて受け継がれてきた趣味です。

−ポーセレンとの出会いは?

母が洋食器が好きで集めていて、陶磁器の人形も幼い頃から目にしていました。でも、英和の時は、英語コースで美術の成績も良いとは言えませんでした。結婚後、趣味として母の勧めで紙粘土を使って人形を作る教室に通い始めました。その後、東京の教室で学ぶようになり、ポーセレンを描く画家をはじめ、多くの出会いがありました。

−独立までの苦労は?

特に材料の磁器粘土探しが大変でした。ハンガリーのヘレンドに見学に行った時のことです。熱烈にアピールして特別に講習をお願いしました。マイスターが私の熱意に感激して、帰る時にヘレンドの土を分けてくださったのです。その土のなめらかな手ざわりに驚き、オリジナルの土づくりへの想いがいっそう強まりました。

−作品づくりのため、心がけていることは?

毎年、希望する会員さんとヨーロッパの工房をめぐります。今まで、マイセン、フランス国立セーブル製陶所、スペインのリヤドロなどを訪れました。
 
また、英和でふれた聖書や讃美歌が根っこにあり、それが作品づくりに影響しています。光と闇の色を出す時にも、精神のえぐりをかきだすわけです。バラのピンクを見ても、神様はどうしてこんな素晴らしい色を出されるのだろうと思います。

−教室を通して感じることは?

20代後半から70代まで、会員さんの年齢もさまざまです。子育てや介護で忙しい方も、教室でのひとときが、心を癒し、リフレッシュのきっかけになればと・・・。私にとっても自分の心を磨くための拠りどころです。魂で共感しあえる人間関係づくりの発信基地でありたいです。

−今後の抱負は?

ポーセレンを、気軽に楽しんでもらえるように広めていきたいです。最高で最先端のものを教えていきたいと考えているので、勉強、努力の毎日です。